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ストレスフリーな人生を送るには

  • 4月23日
  • 読了時間: 3分

100%ストレスを回避する事はできない。

加齢も要因の1つと考える時、誰1人としてその課題を0には出来ない。

しかしその他のストレスであれば、回避する事は出来るだろう。


まず私達はどの様なストレス要因を持ち合わせているのだろうか?


・経済的

クレジットカード

住宅購入

学費ローン

車の購入

投機的な投資


これらの負債やリスクはストレスを引き起こす最大の要因だ。これらを可能な限り最小限にする必要がある。


・個人的

知能(IQ)

感情的知能(EQ)

知識 

スキル 

自信 

粘り強さ 

持久力 瞬発力 

カリスマ性 

コミットメント 


これら全て、大半を兼ね備えている人などいない。IQやカリスマ性の様な先天的なものもあるが、他の部分は時間をかけて学び向上させる事が可能だ。


・社会的

仕事 人間関係がストレス要因として容易に想像する事ができる。

ここではストレス回避の為の社会的リソースを上げてみたい。


  1. あなたの事が大好きな人達

  2. あなたの事を信頼してくれている人達

  3. あなたのために保証人になってくれる人

  4. あなたに対してオープンマインドな人達

  5. あなたに知識やスキルを教えてくれる人達

  6. あなたの可能性を信じてくれている人達

  7. あなたと何かを分かち合ってくれる人達


これらの人達が家族を含め、数人いればストレスは回避出来る。


ハンナ・アーレント「人間の条件」


ドイツ出身の政治哲学者、思想家であるハンナ・アーレントの「人間の条件」を踏まえ、ストレスフリーを考えてみよう。

ハンナは人間の条件として「労働」「仕事」「活動」の3つの活動力を挙げている。


・労働

生きていく為の仕事

・仕事

制作/創作的な活動

・活動

対話 様々な人との交流


そしてこの3つの活動力の対価、土台となる 富 財産を挙げている。


・富

金や物

流動的で失われる恐怖が内包され、依存や執着といったストレスに繋がる

・財産

信頼 安心 家 民族

ソーシャルキャピタル 社会的な人間関係資本

遺産 伝統 

人と場所が織りなす文化的なるもの。


ハンナは富と財産を区別し、何を優先すべきか私達に問う。

この様な考察の土台となる初期ギリシャの思考の中で最も軽蔑されるの事は何か?


それは依存である。


富への依存 

経済的、社会的な依存や執着、個人的な劣等感などストレスが0な人はいない。しかし渇望し過ぎれば自分を苦しめる。自信が持てず、自立できず、結果的に理に従い過ぎれば、過剰な合理性をもたらす。


現代の私達に欠けているもの

「人間の条件」からそれは、制作/創作(仕事)と交流/対話(活動)ではないだろうか。

この2つの活動力を発揮する機会を社会に再起させ、補い合う事が出来れば、私達はストレスを回避する事が可能だと想像する。

補い合う過程でストレスもあるだろう、しかし対話し創作する過程は自己形成にも互いの成長にもなり得る。


労働に重点が置かれ過ぎれば、ルール、規則に縛られる。

ルールとは人間に対する絶望とも言われる。

しかし、人間がろくでなしを自覚する力があるからこそ、対話しルールを創作しそして、信頼を得てきたともいえる。



あなたと素敵な心からの笑顔を交わせる人達

 
 
 

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